
幸福になるにはどうすればいいのか?
結論から書くと、狩猟採集民の暮らしをすれば良さそう。
ヒトは約600万年前に誕生し、約599万年間は狩猟採集民として暮らしてきた。(ちいさくてかわいいネズミちゃんだった時代を含めるともっと長い)
ヒトの脳や体はその暮らしに最適化してきたので、今でも狩猟採集民の暮らしをすると健康になったり脳が快感を覚えるようになっている。
年前 | できごと |
---|---|
138億 | 宇宙の誕生 |
46億 | 地球の誕生 |
35億 | 生物の誕生 |
5.4億 | 生物の多様化 |
600万 | ヒトの誕生 |
7万 | 認知革命 |
1.2万 | 農業革命 |
500 | 科学革命 |
300 | 産業革命 |
この年表についての記事はこちら↓
富裕層が好む遊びやライフスタイルは、狩猟採集民の生活を模しているような事が多い。
例を出すと、スポーツ(狩り)、アウトドアの遊び(採集)、旅行(土地に縛られない狩猟採集民の生活)、自由な恋愛(狩猟採集時代は乱婚で一夫一妻制の結婚は無かったようだ)、社交(信頼できる部族の仲間)、美食(農耕民は穀物ばかり食べて栄養不良だった)、音楽・ダンス・美術(余暇の多い狩猟採集民はこれらを毎日楽しんだらしい)
このようなライフスタイルは工夫すれば、庶民でも実行可能だと思うので、暮らしに取り入れて行くと幸福に近づくかもしれない。
しかし、残念ながら現在の多くの庶民のライフスタイルは狩猟採集民とは程遠い。労働時間を見ても狩猟採集民の2-3倍は働いている。
環境に適応する進化を待つのは退屈なので、もしかすると近未来ではスマホやパソコンを操作したり満員電車に乗ると脳が快感を覚えるように遺伝子を改変しちゃうかもね😲
追記2020/7/22:狩猟採集民のライフスタイルは我々の脳が適応しているがデメリットもある。それは集団(ほぼ血縁だろう)の人間関係だ。暴君による迫害やイジメがあった場合、それを回避するのはおそらくとても難しい。(小学校のクラスを思い出すといい)社会保障が存在しない時代だと集団から出て行くことはほぼ死を意味するので耐えるか実力行使するしかない。
今は国家と市場による社会保障があるので、いいとこどりしたライフスタイルを作ることができれば良いのかもしれない。
参考書籍
ユヴァル・ノア・ハラリ
サピエンス全史 文明の構造と人類の幸福
ヴァイバー・クリガン=リード
サピエンス異変
津川 友介
世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事
鈴木祐
最高の体調
橘 玲
もっと言ってはいけない
言ってはいけない―残酷すぎる真実―